精製・生産

安全を操業の大前提とする高効率生産体制

世界各地から最適な原材料および半製品を輸入し、国内4製油所をはじめとする生産拠点で競争力のある石油・石油化学製品を製造。これが生産部門の基本的役割です。
安全を操業の大前提としつつ、より高い付加価値を追求し、さまざまな原材料の調達、製品輸出にも努めています。
また、環境保全、とりわけ気候変動問題への対策にも取り組んでいます。

川崎工場

首都圏を背後にひかえた京浜臨海工業地帯に立地し、陸上ならびに海上輸送の便に恵まれた川崎工場は、東燃ゼネラル石油の石油精製プラントと東燃化学の主力工場である石油化学プラントが有機的に結合し、一体運営することで、石油製品、石油化学製品の効率的な生産を行っています。
石油精製工場としては、日本最大のFCC(流動接触分解装置)、日本唯一のH-Oil(重質油脱硫分解装置)を有する我が国最大級の製油所です。東燃化学の主力工場でもあり、生産されたエチレンなどの石油化学製品を近隣のコンビナート各社にパイプラインを通じて供給しているほか、輸出にも力を入れています。

堺工場

堺工場は、西日本の大消費地である大阪に展開する堺泉北臨海工業地帯に位置しています。石油精製に加えて、パラキシレンやプロピレンなどを生産する石油化学との一体型工場で、エネルギー効率は日本のトップクラスにあります。
また、コンビナート近隣地域へはパイプラインを敷設して製品・半製品・ユーティリティーなどを相互に供給し、シナジー効果も追求しています。関西最大規模の陸上出荷ターミナルでは、我が国ではじめてボトム・ローディング(安全・確実な地上底積)方式も採用し、環境保全と徹底した安全性の向上、および積み込み作業の迅速化を実現しています。

和歌山工場

紀伊水道に面した和歌山工場は、「有田みかん」の産地と豊かな漁場に囲まれ、閑静な住宅地に隣接しています。そのため、環境保全に細心の注意を払いながら、操業においては世界でも高水準の安全性を維持しています。長い歴史を刻む同工場は、ガソリンなどの一般燃料や各種潤滑油、芳香族系化学製品に加えて、各種航空燃料や自動車テスト用燃料などの特殊製品を含む複合的な石油製品の一貫生産拠点です。また、多くのタンクと天然の良港に位置する海上出荷設備を駆使して、輸出にも柔軟に対応しつつ国内のエネルギー供給に貢献しています。

和歌山工場潤滑油製造プラント

和歌山工場で製造された潤滑油基油を使用し、添加剤等と調合した製品をドラム缶、ペール缶、4L缶等に充填し出荷しています。

千葉工場

「国際競争力を持った国内トップクラスの製油所」となることを目指す千葉工場は、日本最大の石油消費地である関東を後背地に持つ京葉臨海コンビナートのほぼ中央に位置し、関東エリアにおける製品の安定供給の一翼を担っています。当グループ唯一のRFCC(残油流動接触分解装置)、MPHC(中圧水素化分解装置)を有し、近隣石油・石油化学他社とのコンビナート内連携を通じた効率的な運転を行っています。また、グループの重要な輸出拠点の一つでもあります。

鶴見潤滑油工場

大消費地である首都圏への配送に有利な京浜臨海工業地帯の中核、横浜市北東部に位置する鶴見潤滑油工場は、自動車や各種機械用の潤滑油製品に特化し、製造から配送までを一貫して行っています。合成エンジンオイルであるMobil 1™(モービル1)は当工場の主要な出荷製品です。なお、2015年11月からは、コスモ石油ルブリカンツの製品の製造を受託、出荷をしています。

NUC川崎工業所

NUC川崎工業所は、川崎工場に隣接し、東燃化学より供給されるエチレンからポリエチレンを製造しています。研究開発にも力を入れ、電線被覆用をはじめとする高付加価値製品の生産・販売拠点となっています。