トップメッセージ

CSR活動をさらに推進し、皆さまから信頼される「良き企業市民」として社会に貢献します

「安全・健康・環境」「正直・誠実・公正」

東燃ゼネラルグループは、かつてのモービル石油、エッソ石油、東燃、ゼネラル石油の4社をベースとする製販一体の企業グループとして、2012年6月に新たなスタートを切りました。120年を超える長い歴史の中で、当グループは安全・企業倫理の重視、つまりintegrity(正直・誠実)を大切にする組織・企業文化を培ってきました。
2015年、私たちはグループのさらなる成長を遂げるため、新たにグループ理念をまとめました。策定過程で、当グループの根底を成すものは「安全・健康・環境」「正直・誠実・公正」であることを再確認しました。新しいグループ理念では、これらを中心に据えた、7つの項目から構成される「私たちの価値観」を宣言しました。この「価値観」は、ビジネスのさまざまな場面において、私たちが常に念頭におき、判断や行動の基準・指針とするものです。グループ理念で表明した、当グループが果たすべき使命や、私たちがくらしや社会のために提供できる価値(ソリューション)は、いずれもこの価値観を起点としています。

「私たちの使命」を通じた社会貢献

グループ理念では、私たちの使命として「エネルギーの安定供給と優れた製品・サービスの提供」「限りある資源の有効活用と持続可能な地球環境の維持」「ステークホルダーに選ばれる価値、喜ばれる価値の創造」を掲げました。
エネルギーは社会インフラの中枢に位置するものです。だからこそ、社会、環境、地域に配慮したかたちで、良質な製品を安全かつ安定的、持続的に供給し、くらしを支えることが、極めて大切な社会的責任であると考えます。日常における安定供給はもちろんのこと、大規模災害発生などの緊急時においてもサプライチェーンをいかに維持・確保するかが重要な課題です。当グループでは、発生が想定される災害に対して事業継続計画(BCP)を策定し、計画の有効性を確認する訓練と定期的な見直しを行うことで、その影響を最小限にするリスクマネジメントを行うよう努めています。

確立されたシステムと、自律的な「人財」

事業を行うにあたっては、結果のみならず、それを実行する上でのプロセスも重要です。石油という危険物を取り扱う当グループは、なかでも「安全・健康・環境」の確保が操業の大前提と考えています。操業を着実に実行するために、SMC(System of Management Control: マネジメントコントロールシステム)、業務遂行基準(SBC:Standards of Business Conduct)、CIMS (コントロールズ・インテグリティ・マネジメントシステム)、操業管理システム(OIMS:オペレーションズ・インテグリティ・マネジメントシステム)など、確立されたマネジメントシステムがあります。
当グループの誇りは、これらのシステムの重要性・有効性を真から理解し、自律的に実行する「人財」です。当グループは、高い能力を持つ「人財」が集う、効率的な少数精鋭のチーム。グループ全社に浸透しているintegrityは、確固たる仕組みと、従業員一人ひとりの「正直・誠実・公正」により支えられています。
このうち、業務遂行基準は当グループのCSR活動のベースとなるものです。業務遂行基準で示されている「指針となる原則」および「18の方針」を、CSRの観点から重要な7分野に分けて構築されているのが、私を議長とするCSR推進会議および取締役を委員長とする7つの委員会で、活動の履行状況をモニタリングするとともに改善への助言を行っています。
このような確固たるシステムと自律的な「人財」の活躍の結果、例えば、「安全」における従業員休業災害発生率の低さは業界トップレベルを維持しています。「環境」については、温室効果ガスの排出削減につながる省エネルギーにおけるエネルギーベンチマーク目標達成事業者として、東燃ゼネラル石油が5年連続、旧極東石油工業が2年連続、東燃化学が4年連続で、経済産業省から認定されました。また、2016年には、日本政策投資銀行より、「環境への取り組みが先進的」として環境格付の最高評価を獲得しました。
「健康」について、同じく日本政策投資銀行より、2014年には健康経営格付で最高評価を獲得し、特別表彰もいただきました。また2015年、2016年には、経済産業省と東京証券取引所が共同で選ぶ健康経営銘柄に2年連続で選定されました。

「考えぬく。明日を動かす。」

私たちは、グループ理念を凝縮したスローガン、「考えぬく。明日を動かす。」に、「合理的に本質を考えぬく“賢明さ”」と「スピード感を持って確実に行動し、未来に変化をもたらす“情熱”」という大切な姿勢を表現しました。
このスローガンのもと、環境に配慮しつつ、エネルギー企業としての役割を果たし、ステークホルダーの皆さまとwin-winの関係を構築していきます。皆さまから信頼される「良き企業市民」として、今後も社会に貢献してまいります。

2016年9月
代表取締役社長

武藤 潤