ビジネスパートナーとのかかわり

東燃ゼネラルグループには、「原油、石油製品・半製品の調達と輸送」「製油所、化学・潤滑油工場の設備投資や日常保全」「資材・副資材購買と管理」「製品の販売や配送」など、さまざまな分野にわたりビジネスパートナーが存在します。

基本的な考え方

多くのビジネスパートナーとの協力で当グループの事業は成り立っており、ビジネスパートナーと強い信頼関係を築きたいと考えています。それと同時に、ビジネスパートナーに対し、法令の遵守に加え、当グループの求める高い倫理基準をご理解いただき、それに準じた行動を求めています。ここでは、資材・副資材・役務・工事のサプライヤーとのかかわり、製品の配送を担っていただいている契約運送会社とのかかわり、石油製品の販売を担っていただいている代理店・特約店とのかかわりを代表例として取り上げます。

  • (注)当グループでは、原油・石油半製品・船舶の調達は事業部門、設備・操業用の資材(含副資材)・役務・工事の調達は購買統括部が担当しています。

サプライヤーとのかかわり

当グループでは、社内規程に基づく購買ルールを設けており、公正にサプライヤー選定を行っています。そのため、設備・操業用の資材・副資材・役務・工事の購買契約業務は、購買統括部が独立した立場で担当しています。
購買統括部では、長年蓄積した調達の知識・経験・ネットワークをもとに、当グループにとって最適コストで調達できる体制をつくっています。さらに、高い技術・サービスの安定的な提供に加え、改善による効率向上を目指すサプライヤーの選定を行っています。
サプライヤーの選定に当たっては、信頼性を総合的に評価しています。具体的には、価格・品質・納期・技術力・供給安定性に加え、安全・健康・環境・情報管理や法令遵守などを重視しています。サプライヤーに対しても、従業員と同様にコンプライアンスの徹底を求めており、法令の遵守に加えて、「安全」「健康」をはじめとした社内基準を条項として標準契約書に入れています。
例えば、作業中の事故を防止するため、「アルコール及び規制薬物」の条項では、抜き打ちで検査する条件を設けています。また、「企業行動基準及び職場のハラスメント」の条項では、サプライヤーのサプライヤーにも、清廉な行動を求めています。さらに、契約条件全般の遵守をモニターするため、監査条項により実際にサプライヤーを訪問する監査も行っています。
なお、年末には新しくお取引を開始させていただいたサプライヤーあてにレターを送付し、当グループの求めるコンプライアンス要件への理解と徹底を促すとともに、従業員あてのお中元やお歳暮などの贈答品を辞退する方針への協力を依頼しています。
このように、当グループのビジネスが、すべての法律、規則の厳格な遵守をもって運営されることで、サプライヤーのコンプライアンスが向上し、さらにサプライチェーンを通じて社会全体に波及効果があるよう、CSRの取り組みに努めています。

サプライヤーの監査

当グループとの契約条件がサプライヤー側にて遵守されていることを確認するため、当グループではサプライヤーへ出向いて監査を行うことがあります。このサプライヤーへの監査は、発注を購買統括部に依頼する事業部や実際に契約を行う購買統括部から独立した立場で実施するため、業務監査を専門に行う当グループの監査部が担当し、客観的な立場で監査を行っています。これらの監査を通じて、不適切な請求、契約内容の不遵守等が無いか確認を行い、サプライヤーのコンプライアンス向上に努めています。
また、必要に応じて、契約内にある監査条項を実際に行使して購買統括部または発注事業部が監査を実施することもあります。これらの監査を通じて、当グループのコンプライアンス要件へのさらなる理解と協力体制構築を目指しています。

契約運送会社による最高品質の配送サービス

当グループ製品の配送を担う契約運送会社も大事なビジネスパートナーです。すべての契約運送会社に対して、各種研修や啓発活動を実施し、安全への意識・技術の向上に加え、安全配送設備の拡充にも日々邁進しています。また、平常時のみならず、緊急時においても、すぐさま協力体制を敷き、安定供給に努めています。

30kℓタンクローリー

契約運送会社とともに実施している主な取り組み

  1. 1.安全配送への徹底
    業界に先んじてドライブレコーダーを契約運送会社の全車輌に導入するとともに、ローリードライバーに対しては防衛運転トレーニングを展開しています。
    また、ドライバーの運転技術向上を目的としたトラック・ロデオ大会(運転技術を競う全国大会)や荷卸しコンテストを開催して、安全について積極的な啓発活動を実施しています。
  2. 2.環境に対する配慮
    大型ローリーの導入をさらに進めています。これにより、SSへの配送回数を減らし、軽油の使用量および排ガスの排出量の削減が実現しています。
  3. 3.会社方針の共有化
    年初に、全契約運送会社とキックオフ会議を行い、各年度の安全方針・目標を共有化しています。
  4. 4.BCP(事業継続計画)体制の確立
    首都圏直下型地震、南海トラフ大地震をはじめとした想定される困難な状況下でも、安定供給の責務を果たすべく、非常時における配送業務のバックアップオフィスとして大阪Disaster Recovery Center(災害対策本部)を設置すると共に、運送会社も参画した定期訓練でBCP体制の向上に取り組んでいます。

代理店・特約店とのコミュニケーション

代理店・特約店は、当グループにとって、重要なビジネスパートナーです。年初に「代理店・特約店会議」を開催し、その年の販売方針を代理店・特約店の皆さまと共有しています。全国12カ所の支店、3カ所の営業所を拠点として、約180名の営業担当がその方針に基づき、密にコミュニケーションをとりながら、代理店・特約店のビジネスを強力にサポートしています。
また、サービスステーションのマネージャーを対象とした、EMG SSマスターズ全国大会を毎年開催し、優秀マネージャーを表彰するとともに、販売方針や成功事例を共有しています。
当グループは、各地域の代理店・特約店店主で構成された、EMG会、IF会との双方向のコミュニケーションを重要視しており、各会の活発な活動をサポートしています。そこで共有されたアイデアや課題は、当グループで十分に考慮し、戦略づくりに活かしています。

  • 代理店・特約店会議
  • EMG SSマスターズ表彰式

代理店・特約店の経営基盤強化

当グループでは、長年にわたって築き上げてきた強い相互信頼関係のもと、各種販促プログラムはもちろん、経営の改善を目的としたさまざまなプログラムを提供し、代理店・特約店の皆さまの経営基盤強化を支援しています。特に、代理店・特約店の事業計画作成に当たっては、将来の厳しい環境変化を見据えた経営分析やSS網の再構築にかかわるネットワーク分析、ビジネスモデルの最適化などのカウンセリングを提供しています。
さらに代理店・特約店の経営者・次世代経営者・幹部の皆さまを対象としたM&Sマネジメントセミナーや、SSマネージャーや従業員の方むけにマネジメント力向上、油外販売強化、クレンリネス、安全管理、新人教育などの各種トレーニングを全国各地にて開催しています。

  • カウンセリングモデルの画面
  • M&Sマネジメントセミナー