環境側面の評価

各製油所、石油化学工場、潤滑油工場および油槽所では、その活動が結果として及ぼす環境側面を特定し、その潜在的な環境上のリスクの評価を定期的に実施しています。その対象は、法規制のある物質の放出や排出、産業廃棄物の管理にとどまらず、生物の多様性、自然環境、環境資源(取水、土地の利用など)や地域コミュニティーに対する影響も含めて極めて広範囲なものです。
この評価において、“著しい環境側面”と判断された項目については、その対策や緩和策を検討、実施していくことになります。環境側面の評価は、定期的に全項目にわたって再評価され、また毎年、運転・装置の変更や法規制や環境の変更を考慮し、必要な見直しを実施しています。これらの結果は、ビジネス計画に反映されます。
例えば、物流部門では全油槽所を対象に、2009年から2年間、他油槽所や環境アドバイザーを含む4、5人のチームが環境側面評価を行いました。そのひとつとして、官庁の環境脆弱性指標図などを用いて周辺の自然環境や絶滅危惧種の調査を行った結果、油槽所の周辺には国立公園などが多いことを見出し、今後とも自然環境に対して注意を払っていくことを確認しました。これらの結果は物流部門全体の評価として取りまとめ、年次のフォローを行っています。

環境脆弱性指標図
環境脆弱性指標図(宮城33)第二管区海上保安本部
2008年10月作成