環境への取り組み

基本的な考え方

東燃ゼネラルグループは、「環境に関する方針」のもと環境にインパクトを与える環境事故ゼロを目指し、環境パフォーマンスの継続的な改善に努めています。

環境に関する方針

当グループは、「環境に関する方針」のもと、操業におけるあらゆる環境側面に対して高いレベルの責任を持ち、環境に係るすべての法的要求を遵守しながら、環境パフォーマンスの継続的な改善に努めています。「環境に関する方針」では、下記の8項目からなるガイドラインを制定しています。

環境に関する方針

東燃ゼネラルグループの基本方針は、事業を行う地域社会において環境面と経済面のニーズを両立させるような方法で事業活動を行なうことである。東燃ゼネラルグループは、事業活動を通じて環境保全のために継続的な努力をする。

東燃ゼネラルグループの方針は:
  • 適用される全ての環境関連法令を遵守し、法令がない場合でも責任ある基準を適用する。
  • 環境に配慮し、環境に対する関心を高め、環境に対する責任は全従業員にあることを強調し、適切な事業活動とその訓練を促進する。
  • 政府及び業界団体と協働して、科学的知見に基づき、且つエネルギーと製品供給への影響を含むリスクやコスト及び便益を考慮した効果的な環境保護法令の時宜を得た成立を促進する。
  • 事故の予防並びに大気中への排出物及び廃棄物の有害レベル以下への抑制を目標として事業活動を行う。その目的に沿うように施設を設計・運営・維持する。
  • 事業活動から生じた事故については、関係政府機関及び業界組織と協力しながら迅速かつ効果的に対応する。
  • 事業活動が環境に与える影響についての理解を促進し、環境保護のための方法を改良し、そして環境保全と製品製造を両立できる事業運営能力を強化するため、研究を実施し、支援する。
  • 環境関連事項について社外との連絡を密にし、自社の経験を他と共有して産業全体の改善を進める。
  • 環境に関する基本方針の遵守状況を把握し、遵守を促進するため事業活動について適切にレビューし評価する。

「業務遂行規準」(SBC)の関連方針

  • 環境に関する方針

TOPICS

日本政策投資銀行環境格付で最高評価を取得

東燃ゼネラル石油株式会社は2016年1月、日本政策投資銀行(以下、DBJ)より「DBJ環境格付」の最高ランクであるAランク格付を取得しました。この制度はDBJが企業の環境経営度を評点化し、その評価に応じて融資条件を設定するものです。

今回の受賞は下記ポイントが高く評価されました。

  1. (1)操業管理システム(OIMS)を通じて、全ての操業部門で体系的に環境管理のPDCAを実行する等、環境パフォーマンスのみならず、それを生み出すプロセス管理を重視している点
  2. (2)各工場におけるエナジーリーダーの任命に加え、運転・技術部門それぞれの実務レベルで省エネ担当者を設置する等、グループ全体で省エネに取り組む体制を構築している点
  3. (3)エネルギー効率改善に資する設備投資に加え、運転管理システムにより各装置から工場全体までの環境負荷を見える化し、目標値との乖離から改善余地を把握することで対応策を明確に特定している点
当社は、平成28年1月日本政策投資銀行(DBJ)より環境格付融資を受け、格付結果は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」と評価されました。
  • 当社の操業管理システム(OIMS)についてはこちらをご覧ください。
  • 当社のエネルギー効率改善に関する取組みについてはこちらをご覧ください。

COLUMN

グリーン購入・調達の推進

当グループでは、環境負荷ができるだけ小さい製品やサービスを環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入するグリーン購入を推進しています。特に和歌山工場では、2014年までに工場内160カ所の電球をLED照明に付け替えることで省エネに貢献したり、年間2,500個ものドラム缶を処分業者から回収して産廃搬出用として再利用する等、工場をあげてグリーン購入に取り組んでいます。また、品質や価格だけでなく環境のことを考えて物品を購入することで、結果的にコスト削減にも貢献しています。例えば、川崎工場の定期修理時に不足する携帯型ガス検知器は、川崎工場にて追加購入をせずに他工場から借りることで定期修理を無事に終了したといった例があります。

COLUMN

レスポンシブル・ケアへの取り組み

レスポンシブル・ケアとは、国際化学工業協会協議会が推進している活動です。これは、化学物質を扱うそれぞれの企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄・リサイクルに至るすべての過程において、自主的に「安全」「健康」「環境」を確保し、活動の成果を公表し、社会との対話・コミュニケーションを行うものです。東燃化学は、日本化学工業協会のレスポンシブル・ケア委員会に参画し、この活動を推進しており、同社の川崎工場は、2014年1月に開催されたレスポンシブル・ケア川崎地区地域対話で、「コンビナート地区の保安・防災対策」に関する活動事例の発表を行いました。また、同社は2014年12月には、改訂されたレスポンシブル・ケア世界憲章に署名しました。この世界憲章は、58の国・地域の化学企業が実践している世界的な取り組みで、2005年の制定以降、多くのグローバル化学企業が署名しています。東燃ゼネラルグループは、「安全」「健康」「環境」を確保するためのOIMSを実行する中で、引き続きこの活動を積極的に進めていきます。

VOICE

自動車の燃費改善に向けて

中央研究所 潤滑油部門 後藤 伶奈

中央研究所では自動車会社向けの潤滑油製品の研究開発を行っています。私は変速機油の次期製品の開発と、次世代製品のための基礎研究の両方を担当しています。
最近の新製品開発においては、潤滑油の基本性能である部品保護性能と、摩擦や攪拌による抵抗力の低減による省燃費性能を高い次元で両立することが求められます。特に変速機油はハードウェアに対してオーダーメイドで設計するため、同時に達成すべき性能は数多くなります。そのため日々忙しくはありますが、CO₂排出量削減に貢献できる研究を行っているという充実感を感じながら、業務に取り組んでいます。