OIMS(操業管理システム)

OIMS(オペレーションズ・インテグリティ・マネジメントシステム)は、安全・健康・環境のリスクを管理し、優れた成績を達成するという、私たちの決意の土台となるものです。

安全・健康・環境を大前提に考える理由

当グループは、石油という危険物を取り扱い、平常時のみならず災害時においても日本にエネルギーの安定的な供給を行う責任を負っています。こうした事業特性から、当グループは「安全」「健康」「環境」の3つを、事業を継続し社会の発展に寄与し続けるための大前提として捉えています。
安全については、「安全に関する方針」のもと、お客さま、従業員、地域住民の方々など、事業にかかわる多くのステークホルダーの安全を確保した上でその事業活動を行うことが、私たちの事業の基盤であると考えています。当グループのマネジメントおよび従業員は、積極的にあらゆる事故、負傷災害および職業病の防止に取り組み、事業活動に伴う危険を明らかにした上で、これを排除または管理する継続的な活動を行っています。
また、働く人の健康は企業の継続および発展の基盤です。このため「健康に関する方針」を定め、適用される法令の遵守のみならず、法令が存在しない場合でも適切な基準を適用し、産業保健活動を行うとともに、社外に対する情報発信を通じて日本の労働衛生の持続的な発展のために取り組みを行っています。
環境については、「環境に関する方針」のもと、環境にインパクトを与える環境事故ゼロを目指し、環境パフォーマンスの継続的な改善に努めています。

「業務遂行規準」(SBC)の関連方針

  • 安全に関する方針
  • 健康に関する方針
  • 環境に関する方針

OIMSの適用と基本理念

当グループは、「安全」「健康」「環境」の3つの領域に対して、OIMS(オペレーションズ・インテグリティ・マネジメントシステム)を適用することで、これらをコントロールしています。OIMSは1992年にエクソンモービルで独自に開発され、当グループでは、90年代半ば頃より積極的に導入を進め、現在ではすべての操業部門で効果的に活用されています。OIMSの目的は下に示す事項を達成するために系統立てた手法を提供することです。

  • ハザード(危険源)を体系的・計画的に認識し、評価し、制御する
  • 従業員、協力会社員、お客さま、地域住民の方々、および環境がこれらハザードのリスクに曝されないよう管理する
  • 安全、セキュリティ、健康、環境の関連法規を遵守する

OIMSの11のエレメント(要素)

OIMSの基本構成

フレームワーク

11のエレメントでできているフレームワークはOIMSの核であり、私たちの事業に内在するリスクに対応するためのグループ共通の期待事項が規定されています。11のエレメントはそれぞれがひとつの基本原則と一連の期待事項で構成され、マネジメントシステムの実行と評価のための要件やプロセスも含まれています。

マネジメントシステムの特性

各事業所がOIMSのフレームワークで求められるすべての期待事項を含み、適切に設計された、文書化されたマネジメントシステムを導入するため、以下の5つの特性について文書化することが規定されています。

  • 適用範囲と目的
  • プロセスと手順
  • 責任体制(実行と説明責任)
  • 検証と測定
  • フィードバックと改善の仕組み

評価

継続的な評価は、OIMSフレームワークの期待事項が満たされていくために不可欠です。OIMSでは、期待事項がどの程度まで実際に達成されているかを測定するために、社内の専門家、他事業所からの参加者による定期的なアセスメントを実施します。このアセスメントは、安全、セキュリティ、健康、環境の実績とそれを支えるマネジメントシステムの両方をさらに改善するために必要な情報を提供します。

対象部門の上位のマネジメントの責任

操業のある局面において、より上位の組織による管理と支援が必要になるケースがあります。そのような場合を想定し、上位組織が果たすべき責任を明確にすることも求められています。

OIMSフレームワーク