川崎工場

首都圏を背後にひかえた京浜臨海工業地帯に立地し、陸上ならびに海上輸送の便に恵まれた川崎工場は、東燃ゼネラル石油の石油精製プラントと東燃化学の主力工場である石油化学プラントが有機的に結合し、一体運営することで、石油製品、石油化学製品の効率的な生産を行っています。
石油精製工場としては、日本最大のFCC(流動接触分解装置)、日本唯一のH-Oil(重質油脱硫分解装置)を有する我が国最大級の製油所です。東燃化学の主力工場でもあり、生産されたエチレンなどの石油化学製品を近隣のコンビナート各社にパイプラインを通じて供給しているほか、輸出にも力を入れています。

住所 神奈川県川崎市川崎区浮島町7番地1号
電話 044-288-8301
操業開始 東燃ゼネラル石油:1960年、東燃化学:1962年
敷地面積 205万m2(62万坪)
原油処理能力 常圧蒸留装置:258,000バーレル/日

沿革

1960年
ゼネラル石油川崎工場・キグナス石油精製操業開始
1962年
東燃・東燃化学川崎工場操業開始
1968~70年
C4装置稼動(#3ブタジエン、イソブチレン、MEK)
石油樹脂製造装置稼動
1970~71年
300号地の拡張(常圧蒸留装置,減圧蒸留装置, 接触分解装置, 水添脱硫装置)
1987年
ゼネラル石油川崎工場での精製業務終了
1987年
アルキレーション装置(AK)の竣工
1993年
軽油深度脱硫装置の竣工
1997年
重質油脱硫分解装置の竣工
1999年
ベンゼン回収装置の竣工
1999年
東燃・キグナス石油精製の業務統合
2000年
東燃ゼネラル石油 川崎工場の発足
2001年
東燃ゼネラル石油がキグナス石油精製を吸収合併
2002年
50ppm硫黄分軽油の生産開始
2004年
10ppm硫黄分軽油・ガソリンの生産開始
2005年
輸出用出荷のためAI桟橋設備増強
2007年
ナフサ水添脱硫装置の竣工

主要設備

精製装置

常圧蒸留装置 2基 258,000バーレル/日
減圧蒸留装置 2基 123,000バーレル/日
流動接触分解装置 92,000バーレル/日
接触改質装置 2基 56,000バーレル/日
水添脱硫装置 8基 299,000バーレル/日
水素製造装置 2基 1,300,000Nm3/日
アレキレーション装置 10,000バーレル/日
重質油脱硫分解装置 34,500バーレル/日

化学品製造設備

ベンゼン 96 千トン/年
エチレン 540 千トン/年
プロピレン 545 千トン/年
ブタジエン 115 千トン/年
イソブチレン 110 千トン/年
MEK(メチルエチルケトン) 100 千トン/年
石油樹脂 37 千トン/年

桟橋施設

原油桟橋 2基 315,000DWT(ドラフト 21.0m)
120,000 DWT(ドラフト 15.0m)
出荷桟橋 20基 最大68,000DWT

貯蔵施設

原油タンク 25基
製品・半製品タンク 217基